■ 2007.02.13 Tue
青い鳥 平成日本版
チルチルとミチルというふたりのしょうねんは、しあわせのあおいとりをさがして、みなとまでやってきました。そこにはたくさんの赤ちゃんがいて、これからおとうさん、おかあさんになるひとにあうためにいっせいにふねにのります。かみさまはいいました。「こうみえて、さいきんはこのしごとはたいへんなんだよ。あかちゃんたちがふねにのりたがらなくてね」ほらみてごらん。すみっこのほうでないているこどもがいます。
「ぼく、やくざのこどもなんていやだ。先生にきらわれて、とびおりてしんでしまうんだ。」
「ぼく、おいしゃさんのこどもなんていやだ、まわりがちやほやするからじぶんをみうしなってぼうそうぞくにはいるんだ」
「じゃぁ、おたがいのおとうさんおかあさんをうまれるまえにこうかんしようか」
「こうかんしたいね、でもそれはできない」
「なぜ」
「うんめいは、かみさまがきめるから」
「じゃぁ、うまれるのをちょっとよそう。」
「うまれたくないよう」
チルチルはかみさまにききます
「こうかんしてあげられないのですか」
かみさまはいいました
「ひとりのひとをかえてあげるのはちじょうのせかいです。かみさまはいのちをさずけることしかできません。うえでみまもります。かれらのもつしゅくめいは、ふたりをとてもよいともだちにするでしょう」
ミチルもききます
「ひとはなぜうまれるのですか」
かみさまはこたえました
「それはね、ひとりひとりがおやをしゃかいをみんなをささえあうためですよ」
たったひとりでつぶやくあかちゃんがいました
「ぼくはこれからがっこうのせんせいのおうちにうまれます。せんせいははやくなくなってしまい。ぼくはおやがないきままさから、さつじんはんになり、とうきょうのいけぶくろというところで9にんのにんげんをころすでしょう。うまれたくありません」
チルチルはききます
「うまれなくていいでしょう?」
あかちゃんはいいます
「うまれたくなかったです。うまれたくないからひとをころしててんごくになるべくはやくもどってきます」
かみさまはいいました
「このあかちゃんは、いずれしけいしゅうといって、さいばんにかかるひとです。かみさまがもっともあいして、とうといひとだからこそ、よのなかのぎせいになるんです」
ミチルはいいます
「よのなかはひとごろしなんてのぞんでいません」
かみさまはいいました
「よのなかのびょうきがはっせいしたとき、そのびょうきをこれいじょうひろめないために、わたしたちはひとばしらというものをおかざるをえません。それがこのあかちゃんです」
むこうにもかなしいあかちゃんがいました
「わたしはぎんこういんになります。でもれんあいをしてしまいました。すきになったひとのために、かいしゃのおかねをつかって、だいやもんどをかいました。かいしゃはおこってわたしをおいだします。わたしのなまえはしんぶんにのるでしょう」
チルチルはききます
「ひとをすきになるひつようはないじゃないですか」
あかちゃんはいいます
「わたしもひとをぜったいしんじない。すきにならない。そういうしんねんをもってこのよにうまれたいものです。わたしはれんあいをしたくありません。けっこんはしたくないです」
ミチルはいう
「このひともとうといあかちゃんですね」
かみさまはいいます
「このあかちゃんはまちがっていますよ。れんあいとかいしゃのぷらいどのどっちもほしがるからこうなるのです。どちらかたいせつなところをきちんとえらばないとだめですね。ミチル、おまえはれんあいとかいしゃのどっちをえらびますか」
ミチルはこたえます
「おとこのひととのれんあいはいりません。かいしゃでいっしょうはたらいていきたいです」
チルチルはいいます
「しごとなんていりません。おとこのこにうまれたらおうちでこどもをそだてるおとうさんになりたいです。」
とてもうつくしいあかちゃんがいました
「わたしはあるくにのおおさまのおきさきさまになります。とてもべんきょうしてとてもゆうきをもち、とてもがんばって、しんでれらひめのようながらすのくつをはきました。でもいまそのがらすのくつは、かくされてしまい。わたしはそれがどこにあるかわかりません。きぼうをうしなったわたしはいまとてもふこうです」
チルチルははげまします
「くつがなくなったくらいで、だいじょうぶですよ」
うつくしいあかちゃんはいいました
「いいえ、くつがなければ、まほうのくつがなければわたしはおそとにでられません。いっしょうこのせまいおうきゅうのなかでないてくらさないといけません」
ミチルもいいます
「じゃあ かみさまにあたらしいおくつをさずけてもらえばいいでしょう」
うつくしいあかちゃんはいいました
「わたしもそうのぞんでいます。でもかみさまは、あたらしいくつはじぶんのてでさがすようにとわたしにいいました。わたしはそれがついにみつけられないままいきていくのでしょう」
チルチルはいいます
「おきさきさま、いっしょにさがしましょう」
うつくしいおきさきさまはいいました
「やっとあえたのですね。チルチルとミチル。ありがとう」
あっちのすみっこには、なんやらたくさんのこどものぐるーぷがあります。
ミチルはききました
「かみさま、あれはどんなものたちですか」
かみさまはこたえました
「どうやってどこにうまれたらいいかわからないあかちゃんたちです。よのなかにこんぴゅーたやらいろんなきかいがふえてきたので、わたしたちかみさまも、あかちゃんをいったいどこにおくっていいのかわからなくなってきました」
チルチルはいいます
「なにかをなすためにうまれるのなら、うまれるばしょがちゃんとあるでしょう」
かみさまはいいます
「なにもなさないためにうまれる、そういうあかちゃんがさいきんはふえています。じぶんのこころのなかでいとをつむぐ、かいこのまゆのようなせんさいなひとたちです」
チルチルはつづけます
「それはかなしいことですね」
かみさまはいいます
「ごらん、あかちゃんたちがみんなであやとりをしているでしょう。あれをちじょうのひとたちはいんたーねっととよびます。あのあやとりのいとがちぎれないかぎり、あのあかちゃんたちも、かいこのじんせいであってもしあわせなのですよ」
ミチルはいいます
「そんなのがしあわせだとはおもえません。わたしはしごともれんあいもどっちもしたいふつうのおんなのこになりたい。かいこにはなりたくありません」
かみさまはさずけました
「だとしたら、あなたたちは、このあやとりのいとをほどくためのしあわせのあおいとりをもういちどさがしにいかないといけませんね」
チルチルはきいてはいけないことをきいてしまいました
「それではかみさまはわたしたちをたすけてくれるのですか」
かみさまはかなしそうにいいました
「いいえ、かみは、いきとしいけるものにかならず、しをさずけるのです。ちじょうがほうりつでしばればしばるほど、てんごくからは、あたまのいいはんざいしゃがうみだされます」
チルチルはきく
「それはだれ」
かみさまはいう
「おまえたちだ。むねにてをあてて、じっときくがいい」
なぜチルチルとミチルは犯罪者なのでしょうか
答えは下に
「ぼく、やくざのこどもなんていやだ。先生にきらわれて、とびおりてしんでしまうんだ。」
「ぼく、おいしゃさんのこどもなんていやだ、まわりがちやほやするからじぶんをみうしなってぼうそうぞくにはいるんだ」
「じゃぁ、おたがいのおとうさんおかあさんをうまれるまえにこうかんしようか」
「こうかんしたいね、でもそれはできない」
「なぜ」
「うんめいは、かみさまがきめるから」
「じゃぁ、うまれるのをちょっとよそう。」
「うまれたくないよう」
チルチルはかみさまにききます
「こうかんしてあげられないのですか」
かみさまはいいました
「ひとりのひとをかえてあげるのはちじょうのせかいです。かみさまはいのちをさずけることしかできません。うえでみまもります。かれらのもつしゅくめいは、ふたりをとてもよいともだちにするでしょう」
ミチルもききます
「ひとはなぜうまれるのですか」
かみさまはこたえました
「それはね、ひとりひとりがおやをしゃかいをみんなをささえあうためですよ」
たったひとりでつぶやくあかちゃんがいました
「ぼくはこれからがっこうのせんせいのおうちにうまれます。せんせいははやくなくなってしまい。ぼくはおやがないきままさから、さつじんはんになり、とうきょうのいけぶくろというところで9にんのにんげんをころすでしょう。うまれたくありません」
チルチルはききます
「うまれなくていいでしょう?」
あかちゃんはいいます
「うまれたくなかったです。うまれたくないからひとをころしててんごくになるべくはやくもどってきます」
かみさまはいいました
「このあかちゃんは、いずれしけいしゅうといって、さいばんにかかるひとです。かみさまがもっともあいして、とうといひとだからこそ、よのなかのぎせいになるんです」
ミチルはいいます
「よのなかはひとごろしなんてのぞんでいません」
かみさまはいいました
「よのなかのびょうきがはっせいしたとき、そのびょうきをこれいじょうひろめないために、わたしたちはひとばしらというものをおかざるをえません。それがこのあかちゃんです」
むこうにもかなしいあかちゃんがいました
「わたしはぎんこういんになります。でもれんあいをしてしまいました。すきになったひとのために、かいしゃのおかねをつかって、だいやもんどをかいました。かいしゃはおこってわたしをおいだします。わたしのなまえはしんぶんにのるでしょう」
チルチルはききます
「ひとをすきになるひつようはないじゃないですか」
あかちゃんはいいます
「わたしもひとをぜったいしんじない。すきにならない。そういうしんねんをもってこのよにうまれたいものです。わたしはれんあいをしたくありません。けっこんはしたくないです」
ミチルはいう
「このひともとうといあかちゃんですね」
かみさまはいいます
「このあかちゃんはまちがっていますよ。れんあいとかいしゃのぷらいどのどっちもほしがるからこうなるのです。どちらかたいせつなところをきちんとえらばないとだめですね。ミチル、おまえはれんあいとかいしゃのどっちをえらびますか」
ミチルはこたえます
「おとこのひととのれんあいはいりません。かいしゃでいっしょうはたらいていきたいです」
チルチルはいいます
「しごとなんていりません。おとこのこにうまれたらおうちでこどもをそだてるおとうさんになりたいです。」
とてもうつくしいあかちゃんがいました
「わたしはあるくにのおおさまのおきさきさまになります。とてもべんきょうしてとてもゆうきをもち、とてもがんばって、しんでれらひめのようながらすのくつをはきました。でもいまそのがらすのくつは、かくされてしまい。わたしはそれがどこにあるかわかりません。きぼうをうしなったわたしはいまとてもふこうです」
チルチルははげまします
「くつがなくなったくらいで、だいじょうぶですよ」
うつくしいあかちゃんはいいました
「いいえ、くつがなければ、まほうのくつがなければわたしはおそとにでられません。いっしょうこのせまいおうきゅうのなかでないてくらさないといけません」
ミチルもいいます
「じゃあ かみさまにあたらしいおくつをさずけてもらえばいいでしょう」
うつくしいあかちゃんはいいました
「わたしもそうのぞんでいます。でもかみさまは、あたらしいくつはじぶんのてでさがすようにとわたしにいいました。わたしはそれがついにみつけられないままいきていくのでしょう」
チルチルはいいます
「おきさきさま、いっしょにさがしましょう」
うつくしいおきさきさまはいいました
「やっとあえたのですね。チルチルとミチル。ありがとう」
あっちのすみっこには、なんやらたくさんのこどものぐるーぷがあります。
ミチルはききました
「かみさま、あれはどんなものたちですか」
かみさまはこたえました
「どうやってどこにうまれたらいいかわからないあかちゃんたちです。よのなかにこんぴゅーたやらいろんなきかいがふえてきたので、わたしたちかみさまも、あかちゃんをいったいどこにおくっていいのかわからなくなってきました」
チルチルはいいます
「なにかをなすためにうまれるのなら、うまれるばしょがちゃんとあるでしょう」
かみさまはいいます
「なにもなさないためにうまれる、そういうあかちゃんがさいきんはふえています。じぶんのこころのなかでいとをつむぐ、かいこのまゆのようなせんさいなひとたちです」
チルチルはつづけます
「それはかなしいことですね」
かみさまはいいます
「ごらん、あかちゃんたちがみんなであやとりをしているでしょう。あれをちじょうのひとたちはいんたーねっととよびます。あのあやとりのいとがちぎれないかぎり、あのあかちゃんたちも、かいこのじんせいであってもしあわせなのですよ」
ミチルはいいます
「そんなのがしあわせだとはおもえません。わたしはしごともれんあいもどっちもしたいふつうのおんなのこになりたい。かいこにはなりたくありません」
かみさまはさずけました
「だとしたら、あなたたちは、このあやとりのいとをほどくためのしあわせのあおいとりをもういちどさがしにいかないといけませんね」
チルチルはきいてはいけないことをきいてしまいました
「それではかみさまはわたしたちをたすけてくれるのですか」
かみさまはかなしそうにいいました
「いいえ、かみは、いきとしいけるものにかならず、しをさずけるのです。ちじょうがほうりつでしばればしばるほど、てんごくからは、あたまのいいはんざいしゃがうみだされます」
チルチルはきく
「それはだれ」
かみさまはいう
「おまえたちだ。むねにてをあてて、じっときくがいい」
なぜチルチルとミチルは犯罪者なのでしょうか
答えは下に
なぜなら、地上の悪をなくそうという使命
幸運の青い鳥、社会正義をさずかって、
チルチルとミチルは生まれたからです。
これは社会の権力とかさなることもあり
そむくこともあります。デモ、犯罪、暴力、学究
なんであれ、社会の既成権力にいどむ過程ですね。
彼らが知的であれば権力にも都合がよいのですが
誤ってしまえばボニー&クライドのようになってしまう
そういう思いをこめてみました
幸運の青い鳥、社会正義をさずかって、
チルチルとミチルは生まれたからです。
これは社会の権力とかさなることもあり
そむくこともあります。デモ、犯罪、暴力、学究
なんであれ、社会の既成権力にいどむ過程ですね。
彼らが知的であれば権力にも都合がよいのですが
誤ってしまえばボニー&クライドのようになってしまう
そういう思いをこめてみました
Comment
TrackBack
TrackBackURL
→ http://renkok.blog48.fc2.com/tb.php/677-03579f4b
→ http://renkok.blog48.fc2.com/tb.php/677-03579f4b
| Home |